2017年4月11日火曜日

第37回例会(開催のご案内)


【 日時 】 2017年6月3日() 13:00~18:30 12:40 開場)
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 308号室※暫定

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I  今井宏平(著)『トルコ現代史 オスマン帝国崩壊からエルドアンの時代まで』中央公論新社、2017年:https://www.chuko.co.jp/shinsho/2017/01/102415.html

   基調講演: 今井宏平(日本貿易振興機構 アジア経済研究所 研究員

                         コメンテータ:柿﨑正樹(テンプル大学 政治学 准教授
                         コメンテータ:佐藤尚平(早稲田大学 文学学術院 准教授)



15:45~18:30 第 II 部 合評会 秋田 茂(著)『帝国から開発援助へ 戦後アジア国際秩序と工業化』名古屋大学出版会、2017年:http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0865-5.html

   基調講演: 秋田 茂(大阪大学 大学院文学研究科 教授)

       コメンテータ:宮城大蔵(上智大学 大学院グローバル・スタディーズ研究科 教授)
       コメンテータ:鄭 敬娥(大分大学 教育学部 准教授)
                         コメンテータ:林 大輔(武蔵野学院大学 国際コミュニケーション学部 専任講師)



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2017年3月17日金曜日

第36回例会(開催のご案内)


【 日時 】 2017年5月14日() 13:00~18:15 12:40 開場)

【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 18号館 4階 コラボレーションルーム 3

【 プログラム 】

13:00~15:30 第 I  講演 コメント
     講演: 八代憲彦(東京大学 大学院総合文化研究科 博士課程)
        コメンテータ: 芝崎祐典(中央大学 法学部 非常勤講師)
        コメンテータ: 吉岡 潤(津田塾大学 学芸学部 教授)

イギリス・ポーランド間の冷戦と戦後処理 1945-1947 ——英ポ財政協定をめぐって——
The Cold War and the Post-War Process between Britain and Poland, 1945-1947:
An Examination of the Anglo-Polish Financial Agreement

 第二次世界大戦直後におけるイギリスの対ポーランド外交はヤルタ会談・ポツダム会談でのポーランド問題の延長であった。つまりイギリス外交が目指していたのは、会談で合意されたポーランドにおける自由選挙を実施させることであった。しかしながら、この六年にわたる大戦は同時に、イギリス・ポーランドの間において主に2つの戦後処理の必要性をもたらしていた。具体的にはイギリス軍指揮下のあったポーランド軍の帰国に関する問題および、戦時下の負債とポーランド銀行の金の処理に関する財政協定の交渉がイギリスにとって重要となっていた。
 終戦直後のイギリスの対ポーランド外交について戦後処理の観点から研究したものは少なく、とりわけ財政協定の交渉過程について着目したものはない。そのため本講演においては、1945年から1947年にかけて行われたイギリス・ポーランド間の財政協定をめぐる交渉について、主にイギリス外務省の文書を用いて分析を行い、冷戦の始まりにイギリス・ポーランド間の戦後処理がどのような影響を与えたかについて明らかにしたい。



15:45~18:15 第 II 部 合評会 松戸清裕(著)『ソ連という実験 国家が管理する民主主義は可能か』筑摩書房、2017年年:http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480016423/

   基調講演: 松戸清裕北海学園大学 法学部 教授

                           コメンテータ:河本和子(中央大学 法学部 非常勤講師)

                           コメンテータ:鈴木義一東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 教授)



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2017年1月29日日曜日

第35回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2017年4月16日() 13:00~18:15 12:40 開場)
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 303号室

【 プログラム 】

13:00~15:30 第 I  講演 コメント
     講演:川﨑聡史(東京大学 大学院総合文化研究科 博士課程)
        コメンテータ:井関正久(中央大学 法学部 教授)
        コメンテータ:西田 慎(奈良教育大学 教育学部 准教授)

1960 年代のドイツ人学生のアメリカ・イメージの変遷
——西ベルリンにおける社会主義ドイツ学生同盟(SDS)——
The Transition of the Image of the United States among German Students in the 1960's:
Socialist German Student Union (SDS) in West Berlin

 本講演では、1960年代のドイツ人学生が持っていたアメリカ合衆国に対するイメージの変遷について扱う。ドイツは19世紀以来、不断にアメリカから影響を受けてきた。特に第二次世界大戦に敗戦した後には西ドイツが、最初は被占領国として、後には西側同盟の一員としてその政治・経済・社会・文化に対する深甚な影響を受容した。
 さて、こうした影響力の源泉としてのアメリカに対するドイツ人が持っていたイメージは、60年代において一つの断裂を経験した。戦後まもなくの時期から冷戦初期にかけて支配的であったナチ・レジームからの解放者および東側陣営からの「脅威」に対する守護者としてのポジティヴなイメージは、60年代半ばを境に転換した。特に同時期に展開されていたベトナム戦争に対する抗議運動は、60年代後半の学生運動(「68年運動」)の主要な争点の一つであり、アメリカへのイメージは、急激にネガティブなものへと変化した。こうした転換は、西ドイツと緊密な関係にありつつも、西側戦勝国の統治下に置かれ続けた西ベルリンにおいて特に顕著であった。
 特に本講演では、60年代後半の学生運動を牽引した学生団体である社会主義ドイツ学生同盟(SDS)の西ベルリン支部に所属した学生たちの動向を通して、その展開を明らかにする。



15:45~18:15 第 II 部 合評会 廉 舒(著)中国外交とプラグマティズム 一九五〇年代における中国の対英政策』慶應義塾大学出版会2016年:

   基調講演: 廉 舒(Lian Shu / 慶應義塾大学 非常勤講師

                           コメンテータ:林 大輔(武蔵野学院大学 国際コミュニケーション学部 専任講師)
                           コメンテータ:水本義彦(獨協大学 外国語学部 准教授)



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2016年11月7日月曜日

第34回例会

(※ 終了しました)
合評会 和田春樹(著)『スターリン批判 1953~56年 一人の独裁者の死が、いかに20世紀世界を揺り動かしたか』作品社、2016年http://www.sakuhinsha.com/history/25736.html

【 日時 】 2017年2月12日() 14:00~18:00 13:40 開場)
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 308号室

   基調講演:和田春樹(東京大学 名誉教授)

       コメンテータ:塩川伸明(東京大学 名誉教授)
       コメンテータ:岡本和彦(東京成徳大学 人文学部 教授)
       コメンテータ:松村史紀(宇都宮大学 国際学部 准教授)

              ファシリテータ:伊豆田俊輔(獨協大学 外国語学部 専任講師)



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2016年10月3日月曜日

第33回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2017年1月7日() 13:00~18:15 12:45 開場)
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 18号館 4階 コラボレーションルーム 3

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I  合評会 小代有希(著)『1945 予定された敗戦 ソ連進攻と冷戦の到来』人文書院、2015年:http://www.jimbunshoin.co.jp/book/b213103.html

   基調講演:小代有希(日本大学 国際関係学部 教授)

                           コメンテータ:加藤聖文(国文学研究資料館  研究部 准教授)
                           コメンテータ:石井 明(東京大学 名誉教授)
 


15:45~18:15 第 II 部 合評会 宮下雄一郎(著)『フランス再興と国際秩序の構想 第二次世界大戦期の政治と外交』勁草書房、2016年:http://www.keisoshobo.co.jp/book/b215003.html

   基調講演:宮下雄一郎 (松山大学 法学部 准教授)

                          コメンテータ:川嶋周一(明治大学 大学院政治経済学研究科 准教授)
                          コメンテータ:小川浩之(東京大学 大学院総合文化研究科 准教授)



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2016年10月1日土曜日

第32回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年12月17日() 13:00~18:15 12:40 開場)
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 303号室

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I 部 合評会 野添文彬(著)『沖縄返還後の日米安保 米軍基地をめぐる相克』吉川弘文館、2016年http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b238463.html

   基調講演:野添文彬(沖縄国際大学 法学部 准教授)

        コメンテータ:池田慎太郎(関西大学 法学部 教授
        コメンテータ: 神田豊隆(新潟大学 法学部 准教授)



15:45~18:15 第 II 部 合評会 新垣 拓(著)『ジョンソン政権における核不拡散政策の変容と進展』ミネルヴァ書房、2016年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b222327.html

   基調講演:新垣 拓(防衛研究所 地域研究部米欧ロシア研究室 主任研究官

                           コメンテータ:友次晋介(広島大学 平和科学研究センター 准教授)
                           コメンテータ:加藤智裕(一橋大学 大学院法学研究科 博士課程)



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2016年8月24日水曜日

第31回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年10月29日() 13:00~18:15 12:40 開場)
会場 】 共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス本館 415会議室

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I 部 合評会 白鳥潤一郎(著)『「経済大国日本の外交 エネルギー資源外交の形成 1967-1974年』千倉書房、2015年:http://www.chikura.co.jp/ISBN978-4-8051-1067-6.html

   基調講演:白鳥潤一郎(北海道大学 高等法政教育研究センター 協力研究員)

        コメンテータ:武田 悠(外務省 外交史料館 事務官)
        コメンテータ:高橋和宏(防衛大学校 人間文化学科 准教授)



15:45~18:15 第 II 部 合評会 細田晴子(著)『カストロとフランコ 冷戦期外交の舞台裏』筑摩書房、2016年:http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480068866/

   基調講演:細田晴子(日本大学 商学部 准教授)

                           コメンテータ:八十田博人(共立女子大学 国際学部 教授)
                           コメンテータ:小池康弘(愛知県立大学 外国語学部 教授)



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2016年7月23日土曜日

第30回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年9月25日() 13:00~18:15 12:40 開場)
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 303号室

【 プログラム 】
13:00~15:30 第 I 部 講演 コメント
   講演:山本章子(沖縄国際大学 非常勤講師
       コメンテータ:水本義彦(獨協大学 外国語学部 准教授)

デタント崩壊と大平外交―インドシナ政策を中心に
Ohira's Indochina Diplomacy in the Era of the Fall of Detente

 本報告の目的は、米国のカーター政権がデタントから新冷戦へと冷戦戦略を転換する過程で、インドシナ政策をめぐって日米間で隠れた対立が生じたことを解明することである。
 先行研究は、1970年代末の日本が米中両国の従属的アクターであり、米中国交正常化以降、両国の反ソ連携に拘束されるようになったと論じてきた。しかし、米中国交正常化直前に首相となった大平正芳は、親米保守政治家として有名だが、日米首脳会談でデタントの継続を説いたり、カンボジアに侵攻したベトナムに対する米国の経済制裁の呼びかけに反して、対越経済援助を継続しようとするなど、対米協調一辺倒ではなかった。問題はむしろ、大平首相が対米協調の一環としてこうした政策を採ったのに、ソ越両国の孤立による経済的疲弊を狙うカーター政権と対立する結果となったことにある。なぜ、このような日米間のインドシナ政策の齟齬は生じたのだろうか。
 本報告では、カーター政権内における、デタントを推進するヴァンス国務長官と、中国と連携してソ連に対抗するブレジンスキ大統領補佐官との対立が、日米関係に波及したことによって、日米間で政策共有が困難となった事実を解き明かしたい。



15:45~18:15 第 II 部 合評会 小谷 賢(著)『インテリジェンスの世界史 第二次世界大戦からスノーデン事件まで』岩波書店、2015年:https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/3/0291790.html

   基調講演:小谷 賢(日本大学 危機管理学部 教授)

        コメンテータ:松本佐保(名古屋市立大学 大学院人文社会系研究科 教授)
        コメンテータ:濱村 仁(東京大学 大学院総合文化研究科 博士課程)



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2016年5月15日日曜日

第29回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年7月10日() 13:30~18:30 13:10 開場)
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:30~15:45 第 I 部 講演 コメント
   講演:藤沢 潤(早稲田大学 ロシア研究所 研究員)
         コメンテータ:雲 和広(一橋大学 経済研究所 教授)

資源エネルギー問題からみるソ連・コメコン関係 1960‐70年代を中心に
Soviet-Comecon Relationship in light of the resource and energy problems in the 1960s and 1970s

 冷戦は、資本主義体制と社会主義体制という二つの体制間の競争であった。東西冷戦下、両陣営ともに、急速な経済成長を成し遂げることで、自らの経済体制の優越性を示そうとした。この経済成長をめぐる両陣営間の競争を支えたのが、世界各地の膨大な資源・エネルギーであった。西側諸国が天然資源の多くをアジア・アフリカ諸国に依存したのに対して、東側諸国はほぼ全面的にソ連からの資源供給に依存した。すなわち、東側陣営が冷戦を継続できたのは、ソ連の豊富な天然資源のおかげであった。
 本報告では、1960年代から70年代にかけてのコメコン諸国の資源・エネルギー政策を、旧ソ連・東独の文書館資料をもとに分析することによって、冷戦の経済的側面を東側陣営の視点から検討したい。
 早くも60年代前半には、ソ連指導部は、自国資源の供給によってコメコン諸国の経済成長を支え続けることが困難であると認識していた。しかしながら、ソ連・コメコン諸国には有効な打開策がなかった。コメコン諸国間の計画調整によって、コメコン諸国向けソ連資源の供給量が増大したとはいえ、それは増大し続けるコメコン諸国の需要を賄いきれるものではなかった。70年代末に、ついにソ連にも「エネルギー危機」が訪れると、ソ連は東欧諸国を支えきれなくなり、ソ連・東欧圏の崩壊へと向かうのである。



16:00~18:30 第 II 部 合評会 佐橋 亮(著)『共存の模索 アメリカと二つの中国の冷戦史』勁草書房、2015年:http://www.keisoshobo.co.jp/book/b213094.html

   基調講演:佐橋 亮(神奈川大学 法学部 准教授)

        コメンテータ:松村史紀(宇都宮大学 国際学部 准教授)
        コメンテータ:青山瑠妙(早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授)



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2016年3月20日日曜日

第28回例会

(※ 終了しました)
合評会 西田慎・梅崎透(編)『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」 世界が揺れた転換点』 ミネルヴァ書房、2015年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b194066.html

【 日時 】 2016年6月25日() 13:00~18:30 12:40 開場)
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:00~14:20 第 I 部 「第11章 日本 ―全共闘とべ平連」
    基調講演:安藤丈将(武蔵大学 社会学部 准教授)
      コメンテータ:小杉亮子(京都大学 アジア研究教育ユニット 研究員

14:30~15:50 第 II 部 「第12章 〈新しい女性運動〉とその後」
    基調講演:兼子 歩(明治大学 政治経済学部 専任講師)
      コメンテータ:清原 悠(東京大学 大学院学際情報学府 博士課程)

16:00~17:20 第 III 部 「第13章 新しい環境運動」
    基調講演:石山徳子(明治大学 政治経済学部 教授)
      コメンテータ:青木聡子(名古屋大学 大学院環境学研究科 准教授)

17:30~18:30 第 IV 部 総合討論



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2016年3月19日土曜日

第27回例会

(※ 終了しました)
合評会 西田慎・梅崎透(編)『グローバル・ヒストリーとしての「1968年」 世界が揺れた転換点』 ミネルヴァ書房、2015年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b194066.html

【 日時 】 2016年5月14日() 13:30~18:00 13:10 開場)
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:30~15:45 第 I 部 基調講演
     講演:西田 慎(奈良教育大学 教育学部 准教授)
     講演:梅﨑 透(フェリス女学院大学 文学部 教授)

16:00~18:00 第 II 部 コメント+総合討論
      コメンテータ:塩川伸明(東京大学 名誉教授)
      コメンテータ:小杉亮子(京都大学 アジア研究教育ユニット 研究員)



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2016年1月16日土曜日

第26回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年3月19日() 13:30~19:15 (13:10 開場)
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 18号館 4階 コラボレーションルーム 4

【 プログラム 】
13:30~16:15 第 I 部 合評会 清水 聡(著)『東ドイツと「冷戦の起源」 1949~1955年』法律文化社、2015年:https://www.hou-bun.com/cgi-bin/search/detail.cgi?c=ISBN978-4-589-03701-5&q=search&genre&author&bookname&keyword=%90%B4%90%85%91%8F&y1&m1&y2&m2&base=search

    基調講演:清水 聡(明治大学 政治経済学部 兼任講師)

        コメンテータ:芝崎祐典(早稲田大学 文学学術院 非常勤講師)
        コメンテータ:野添雅義(高山自動車短期大学 自動車工学科 教授)



16:30~19:15 第 II 部 合評会 金 伯柱(著)『朝鮮半島冷戦と国際政治力学 ―対立からデタントへの道のり―明石書店、2015年:http://www.akashi.co.jp/book/b209934.html

    基調講演:金 伯柱(東京大学 大学院総合文化研究科 学術研究員

        コメンテータ:吉澤文寿(新潟国際情報大学 国際学部 教授)
        コメンテータ:李 東俊(北九州市立大学 外国語学部 准教授)
ファシリテータ:長澤裕子(東京大学 グローバル地域研究機構 特任講師



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2015年12月6日日曜日

第25回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2016年2月13日() 13:30~18:45
会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 14号館 308号室

【 プログラム 】
13:30~16:00 第 I 部 合評会 武田 悠(著)『「経済大国」日本の対米協調 ―安保・経済・原子力をめぐる試行錯誤、1975〜1981年―』ミネルヴァ書房、2015年:http://www.minervashobo.co.jp/book/b195968.html

   基調講演:武田 悠(外務省 外交史料館 事務官)

       コメンテータ:楠 綾子(国際日本文化研究センター 准教授)
       コメンテータ:吉岡 斉(九州大学 比較社会文化研究院 教授)



16:15~18:45  II 部 講演 コメント
    講演:松本佐保(名古屋市立大学 大学院人文社会系研究科 教授)
       コメンテータ:新谷 崇 (東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所)
       コメンテータ:高橋沙奈美(北海道大学 スラブ・ユーラシア研究センター 助教)
       コメンテータ:八十田博人(共立女子大学 国際学部 准教授)

冷戦期バチカンの国際政治における役割
The international role of the Vatican during the long term Cold War

 冷戦の開始は一般的に1945年とされるが、ロシア革命勃発の1917年とする説もある。本講演は冷戦を、ソ連の樹立から崩壊までの1922~1991年として捉え、この間一貫して「反共産主義」の立場であったバチカンが、国際政治においてどの様な役割を果たしたかを概観する。拙著『バチカン近現代史』*の第IV章~VIII章に主に焦点をあて、お膝元であるイタリアを中心に東欧を含む欧州との関係、そして冷戦時代の主要アクターである米国との関係、さらには「米国とソ連の代理戦争」と言われたベトナム、ラテン・アメリカや中東の紛争も視野に入れて考察する。
 バチカンとムッソリーニの間に締結された1929年のラテラノ条約、ナチス・ドイツとの1933年の政教条約、そして1939年の米大統領ルーズベルトの個人特使のバチカンへの派遣、戦後1948年のイタリア総選挙への米国との協力介入、第二バチカン公会議の国際政治的なインプリケーション、西ドイツの東方外交への支援、ベトナム戦争やラテン・アメリカでの紛争への米国の介入への支援、ヘルシンキ軍縮会議への関与、そして冷戦の崩壊にむかっての米国との協力関係などについてである。
* 松本佐保(著)『バチカン近現代史 ローマ教皇たちの「近代」との格闘』中央公論新社、2013年:



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2015年10月8日木曜日

第24回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2015年12月5日() 13:30~18:45
会場 】 上智大学 四谷キャンパス2号館 402号室

【 プログラム 】
13:30~16:00 第 I 部 合評会 梅村 卓(著)『中国共産党のメディアとプロパガンダ ―戦後満洲・東北地域の歴史的展開―』御茶の水書房、2015年:http://www.ochanomizushobo.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=978-4-275-01087-2

    基調講演:梅村 卓(明治学院大学 非常勤講師)


        コメンテータ:金野 純(学習院女子大学 国際文化交流学部 准教授)

        コメンテータ:丸田孝志(広島大学 大学院総合科学研究科 教授)
           ファシリテータ:島田美和(慶応義塾大学 法学部 専任講師)



16:15~18:45 第 II 部 合評会 吉本秀子(著)『米国の沖縄占領と情報政策 ―軍事主義の矛盾とカモフラージュ―春風社、2015年:http://shumpu.com/archives/8270

    基調講演:吉本秀子(山口県立大学 国際文化学部 准教授


        コメンテータ:井川充雄(立教大学 社会学部 教授)
        コメンテータ:土屋由香(愛媛大学 法文学部 教授)
           ファシリテータ:名嘉山リサ(沖縄工業高等専門学校 総合科学科 准教授)



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2015年9月17日木曜日

第23回例会

(※ 終了しました)
【 日時 】 2015年11月14日() 13:30~18:15
【 会場 】 東京大学駒場 I キャンパス 2号館 303号室

【 プログラム 】
13:30~15:45 第 I 部 講演 コメント
    講演:米 多(Mi Duo / 東京大学 大学院総合文化研究科 国際社会科学専攻)
        コメンテータ:松田康博(東京大学 東洋文化研究所 教授)

アジア分断国家による反共同盟構築の試み (1964-1969)
East Asia's Divided Nations' attempt to Establish Anti-communist Military Alliances (1964-1969)

 1945年9月の日本降伏によって第2次大戦は終結するが、日本の支配から解放された朝鮮半島、中国、ベトナムは即時独立を達成できず、それぞれ分断国家への道をたどることになる。欧州に始まった冷戦が、1950年の朝鮮戦争勃発でアジアにも拡大すると、アメリカは、日本や韓国、中華民国と安全保障条約を締結すると共に東南アジアを中心にSEATOを発足させ、各分断線で共産主義勢力と対峙する体制を整えていった。
 この「ハブ・アンド・スポーク」と呼ばれる体制により、中華民国、韓国、南ベトナムは米国の軍事援助を確保できた一方で、国家統一を目指す軍事行動を制限されるようになった。かくして、華・韓・越3国はそれぞれ米国側と交渉しながら、「大陸反攻」「北進統一」を構想し、互いに反共同盟の樹立を模索するようになる。
 この華韓越3国間の反共同盟構築についての従来の研究は、史料公開の制約もあり、1960年代前半までにとどまっていたが、本報告では近年公開された関係各国の外交文書などを用いることで、1964年から1970年前後までのアジア冷戦変容期を中心に検討を進める。また、この時期の冷戦変容への各国の対応について、一国史的枠組みを超えて考察することで、アジア自由主義諸国の相互認識およびそれによる影響を論じていく。



16:00~18:15 第 II 部 講演 コメント
    講演:志村三代子(都留文科大学 文学部 准教授)
    講演:名嘉山リサ沖縄工業高等専門学校 総合科学科 准教授)
        コメンテータ:泉水英計(神奈川大学 経営学部 教授)

サイパンから沖縄へ ―『戦場よ永遠に』の映画化をめぐって―
From Saipan to Okinawa: On Filming of “Hell to Eternity” (1960)

 本発表の目的は、『戦場よ永遠に』に描かれた「サイパンの笛吹き男」を読み解くことによって、冷戦期のハリウッドで描かれたアメリカ/日本/沖縄という三国間の地政学的イメージを検証することである。
 『戦場よ永遠に』は、1944年のサイパン・テニアン戦で1500人もの日本軍人と民間人を投降させ人命を救ったことによりアメリカ国内で一躍有名人となった海兵隊員ガイ・ガバルドンをモデルにした映画作品である。ガバルドンの名声は、アメリカのテレビ番組This is Your Lifeで紹介され、その評判に注目したハリウッドのプロデューサーが映画化を企画した。しかし、彼のキャリアは映画化された際に修正が施された。『戦場よ永遠に』が重要なのは、サイパンが舞台であるにもかかわらず、ロケーション場所がアメリカ占領下の沖縄であり、多数の住民がエキストラとして出演していることから、サイパン戦のイメージが、唯一の地上戦であった沖縄戦のアナロジーとして考えられていることである。
 本発表では、ガイ・ガバルドンの報道、This is Your Lifeで紹介されたガイ・ガバルドンの史実と、映画化作品の差異を検証することによって、冷戦期の海兵隊協力映画としての本作の意義を明らかにしていきたい。



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